ローヤルゼリーの賞味期限

ローヤルゼリーの賞味期限は1年から数年

健康維持や滋養強壮に良いことで知られるローヤルゼリーは、花粉を食べた働き蜂が体内で消化・分解して作り出す天然食品です。
ミツバチの巣から取り出した状態のローヤルゼリーは生ものです。熱や酸素、紫外線に弱く、鮮度が低下しやすいため賞味期限が気になります。
ローヤルゼリーはいくつかの形状に分かれていて、それぞれ賞味期限が異なります。「生ローヤルゼリー」の賞味期限は冷蔵保存で概ね1年です。
乾燥またはフリーズドライ処理した「乾燥ローヤルゼリー」と、酸化防止剤などを加えた「調整ローヤルゼリー」は生ローヤルゼリーよりも日持ちします。
賞味期限には幅がありますが、短くて1年程度、長いものでは数年程度保存できるものもあります。

生ローヤルゼリーの賞味期限は1年程度

鮮度が低下しやすい生ローヤルゼリー

生ローヤルゼリーはろ過して不純物を取り除く以外に何も手を加えていません。女王蜂が口にするローヤルゼリーとほとんど変わらない状態です。
より優れた効果が期待できますが、文字通りの生もので鮮度が低下しやすいというデメリットがあります。ローヤルゼリーはもともと熱や酸素に弱く、常温に置いたり空気に触れるとすぐに劣化してしまいます。
そのため厳しい温度管理が求められ、鮮度を保つために5℃以下で保存する必要があります。

関連記事:生ローヤルゼリーの特徴

賞味期限は概ね1年

生ローヤルゼリーの賞味期限は冷蔵保存で概ね1年程度です。常温に置くとすぐに劣化が始まるため、必ず冷蔵庫で保存してください。
なおパッケージに記載されている賞味期限はあくまで「おいしく食べられる目安」に過ぎません。生ものですから時間が経つほどに熱や酸素の影響で少しずつ劣化していきます。
賞味期限内であっても、製造直後のものと賞味期限切れぎりぎりのものでは品質に差が出てしまいます。温度管理をしっかり行い、賞味期限に関わらず早めに使い切りましょう。

鮮度を保つ工夫

生ローヤルゼリーは鮮度が命です。劣化して活性を失ったローヤルゼリーは、見た目や味には変化がなくても、本来の効果は得られません。
買い置きは避けて、少しでも製造年月日が近いものを摂りましょう。さらに劣化を避けるためには「6℃以上の熱を加えない」「空気に触れさせない」ことが重要です。
とはいえ家庭ではメーカーが行うような徹底した品質管理は困難です。そこで食べるときだけ冷蔵庫から出して、容器からスプーンなどでローヤルゼリーを取り出したら、すぐに冷蔵庫に戻してください。
なお生ローヤルゼリーは金属に触れると劣化する性質があります。金属製のスプーンの使用は避けましょう。

乾燥ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリーは数年保存可能

常温で日持ちする乾燥ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリー

乾燥ローヤルゼリーには水分を飛ばして粉末状にしたタイプと、フリーズドライ処理したタイプがあります。フリーズドライ処理したものは、ビタミン、ミネラル、パントテン酸、デセン酸といった成分が破壊されずに残ります。
調整ローヤルゼリーは水分を含んだローヤルゼリーに、酸化防止剤や保存料を加えて保存性を高めたものです。
スティックやパウチなどの容器に密閉されているため、ある程度の熱に耐えることができます。どちらも生ローヤルゼリーとは異なり常温で保存できます。

関連記事:乾燥ローヤルゼリーの特徴
関連記事:調整ローヤルゼリーの特徴

賞味期限は数年

乾燥ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーよりも日持ちします。賞味期限には幅がありますが、常温で数年程度保存できるものもあります。
とはいえいくら日持ちするからといって雑に扱うと劣化が進んでしまいます。直射日光や高温多湿を避けて冷暗所で保存しましょう。
なお賞味期限はあくまで未開封の状態で保存した場合です。開封すると空気が混入して少しずつ劣化が進んでいきます。賞味期限が長くても早めに使い切ってください。

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