動脈硬化の予防にローヤルゼリー
活性酸素と悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を予防するローヤルゼリー
ローヤルゼリーには生活習慣病を予防する効果が期待されています。中高年世代の多くが発症する「動脈硬化」にも有効です。
動脈硬化の原因は血液中に含まれる悪玉コレステロールの酸化です。体内で活性酸素(※1)が増加すると、悪玉コレステロールを酸化させて「過酸化脂質」に変えてしまいます。
この過酸化脂質が血管壁に張り付くと、血管が錆ついて硬く狭くなり血流を悪化させます。動脈硬化の予防には悪玉コレステロールと活性酸素の両方に対処する必要があります。
ローヤルゼリーには優れた抗酸化作用(活性酸素を除去する働き)を持つペプチド(※2)や、悪玉コレステロールを減らす成分が豊富に含まれています。
血管の健康状態が気になり始めた中高年世代の方は、ローヤルゼリーを摂って動脈硬化の予防に繋げましょう。
(※1)体内に取り込まれた酸素の一部が活性酸素に変わる。免疫力の向上など良い働きもするが、強い酸化作用を持つため増えすぎると有害性を発揮する。
(※2)数個のアミノ酸が繋がった鎖状の物質。
ローヤルゼリーに含まれる動脈硬化の予防に有効な成分
ローヤルゼリーには40種類以上の豊富な成分が含まれています。抗酸化作用が認められているペプチドのほか、悪玉コレステロール値を下げる成分が含まれています。
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ペプチド
ローヤルゼリーに含まれる成分の中心はたんぱく質です。摂取すると消化酵素の働きでペプチドやアミノ酸に分解されます。このうちペプチドには強い抗酸化作用があることが分かっています。
このペプチドが体内に吸収されることで、余分な活性酸素を除去する働きが期待できます。悪玉コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化の予防にも繋がります。
さらにヒトの培養細胞を使った実験では、このペプチドに細胞死を防ぐ働きがあることが分かっています。(参考元1)動脈硬化の原因にもなる血管の老化を防ぐ可能性があります。
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アミノ酸
ローヤルゼリーには24種類ものアミノ酸が含まれています。このうちメチオニンは脂質の代謝に関係しているアミノ酸で、コレステロールを減らす作用があります。
タウリンにはコレステロールの分解を促す作用があり、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きが期待されています。
特にメチオニンは体内で合成できない必須アミノ酸のため、食事から摂取する必要があります。栄養の偏りが気になる方は、ローヤルゼリーから摂りましょう。
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ビタミンB群
ローヤルゼリーにはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸には、脂質の代謝を促進する働きがあります。
その中でもパントテン酸には、血液中の悪玉コレステロールを減らす作用があることが分かっています。
脂質の代謝が正常に行われないと動脈硬化に繋がるため、ローヤルゼリーからビタミンB群を摂ると良いでしょう。
ローヤルゼリーと一緒に摂りたいビタミンE
動脈硬化の予防にはローヤルゼリーとビタミンEの併用が効果的です。ペプチドと同様にビタミンEにも優れた抗酸化作用があります。余分な活性酸素を除去して悪玉コレステロールの酸化を抑制する働きが期待できます。
ただしビタミンE単独では抗酸化作用を発揮できず、むしろ脂質の酸化を促進してしまいます。ビタミンEの働きを引き出すためには、ペプチドなど抗酸化作用を持つ他の成分の助けが必要です。
つまりペプチドとビタミンEはとても相性の良い組み合わせなのです。体内で一緒に働くことで相乗効果を発揮し、活性酸素に対する防御力を高めることができます。
参考元1:ローヤルゼリーから見つかった抗酸化性ペプチドの作用 | ローヤルゼリーの委託研究 | (社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会