ミツバチ以外のハチはローヤルゼリーを作らない?
身体に良い成分のひとつであるローヤルゼリー。
これは、ハチが作り出しているものだと言われているのですが、作ってくれるハチはミツバチだと言われています。
実際、ミツバチ以外はローヤルゼリーを作り出してくれないのでしょうか。
ローヤルゼリーとは、実は歴史が古いもので、1900年辺りから研究が行われているものです。
様々な栄養素が含まれており、人体にとってはまるで魔法のような働きをしてくれるものなのですが、そもそもこれはミツバチが作り出してくれるものです。
ローヤルゼリーというのは、女王蜂に与えるための餌として、ミツバチだけが生成してくれるものです。
厳密に言うと、生後3日までの蜂に対してもローヤルゼリーは与えられ、4日以上継続して与えられた場合、その蜂は女王蜂に成長するという特殊な性質を持ったものなのです。
ここで気になるのは、同じ蜂の仲間でもスズメバチはどうなのかということです。
スズメバチというのは、実は肉食の昆虫ですから、働き蜂がいたとしても蜜を取ってくるという性質はありません。
ですから、必然的にローヤルゼリーを作り出すということはあり得ないのです。
スズメバチ以外にも色んな種類の蜂がいますが、ローヤルゼリーを作り出してくれるのはミツバチだけなのです。
もしも他の蜂もこういったものを作ることが出来たのならば、そこまで高級な扱いはされなかったかもしれませんが、一度に取れる量も少ない上に、生み出してくれるのはミツバチのみということで、高級食材としての扱いを受けているのです。
ミツバチという蜂の存在は、とても大きなものであることが分かるでしょう。
蜂の種類はたくさんいますが、ローヤルゼリーを作ることが出来るのはミツバチだけと言うことです。
それだけに希少価値が高いということですから、少しくらい高いものであっても仕方が無いと言えますね。
利用するときには、このことを頭に入れて、大事に飲むなり食べるなりしたいものです。