高血圧の方にローヤルゼリー
ローヤルゼリーに含まれるペプチドやアミノ酸が血圧を下げる
40種類以上の豊富な栄養素を持つローヤルゼリーには、生活習慣病を予防する効果が期待されています。その一つに日本人の3人に1人が発症すると言われる「高血圧症」があります。
ローヤルゼリーは血管の健康を保つために最適な食品です。近年の研究では、血圧を下げる作用を持つペプチド(※1)が豊富に含まれていることが分かっています。
さらにローヤルゼリーに含まれるタウリンとメチオニンは自律神経に作用して、血圧の上昇を抑える働きがあります。
カリウムにはナトリウムの排出を促す作用があり、塩分摂取過多が引き起こす高血圧に有効です。健康診断で高血圧を指摘されている方は、ローヤルゼリーを積極的に摂ると良いでしょう。
(※1)数個のアミノ酸が短い鎖状に繋がった物質。
血圧を下げる効果が期待できるローヤルゼリーの成分
ローヤルゼリーには血圧を下げたり調整する作用を持つ成分が多く含まれています。
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ペプチド
たんぱく質の一種であるペプチドは、血圧を下げる作用を持つことで近年になり注目されている成分です。特定保健用食品のお茶やサプリメントで馴染みがある方も多いでしょう。
ローヤルゼリーはこのペプチドを豊富に含む食品です。ローヤルゼリーに含まれるたんぱく質を水で分解して成分を分析したところ、イソロイシルバリルチロシンというペプチドが発見されました。
このペプチドには血圧上昇に関係する酵素の働きを抑制する作用があります。ローヤルゼリーが持つ血圧を下げる作用に大きな影響を与えていると考えられています。
アミノ酸
ローヤルゼリーには24種類のアミノ酸が含まれています。このうちタウリンとメチオニンは自律神経に作用して、血圧を下げる働きがあります。
自律神経には「交感神経」(※2)と「副交感神経」(※3)があります。交感神経には血管を収縮させる作用があり、血圧の上昇に繋がります。
タウリンとメチオニンは交感神経が強く働きすぎるのを防ぎ、血圧の上昇を抑えてくれます。特にメチオニンは体内で合成できない必須アミノ酸のため食品から摂る必要があります。
メチオニンは牛乳やチーズに多く含まれていますが、食事の偏りが気になる方はローヤルゼリーから摂ると良いでしょう。
(※2)緊張や興奮を感じたときに優位になる自律神経。
(※3)心身が落ち着いたときに優位になる自律神経。
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カリウム
ローヤルゼリーに含まれるミネラルは全体の1%程度と多くはありませんが、カリウムとナトリウムがバランス良く含まれています。
カリウムは体内の浸透圧(※4)を調整して余分なナトリウムを排出する役目を担っています。いまや国民病でもある高血圧症の原因の多くは塩分摂取過多です。
カリウムによって体内の塩分バランスが保たれることで、血圧の上昇が抑えられます。逆にカリウムが不足すると、細胞内から水分が血管に染み出してしまいます。
結果として血液に含まれるナトリウムの割合が多くなり、高血圧を引き起こします。カリウム不足が気になる方は、ローヤルゼリーから摂ると良いでしょう。
(※4)濃度が異なる液体が接しているときに、同じ濃度に調整しようとする力。
コリン
ローヤルゼリーにはコリンが豊富に含まれています。コリンは自律神経系に大きく関係しているアセチルコリンの材料です。
脳が強いストレスを感じると自律神経のバランスが崩れてしまいます。その影響で交感神経が強く働きすぎたり、緊張や興奮状態が長時間続くことで副交感神経との切り替えがスムーズに行えなくなります。
その結果として、高血圧が引き起こされることがあります。コリンを摂るとアセチルコリンが作られて自律神経が活性化され、ストレスによる影響が緩和されると考えられています。
臨床試験によって効果が示されている
ローヤルゼリーの高血圧を改善する効果は、高血圧の方を対象にした臨床試験によって示されています。
- 【ローヤルゼリーの効果を示す試験結果】
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血圧が高めな方53名にローヤルゼリーたんぱく質加水分解物を1日1000mg、12週間摂ってもらいました。
その結果、10~12週間後に血圧が低下することが確認されました。また摂取終了後に摂取前よりも血圧が上昇するリバウンドもありませんでした。
このことからローヤルゼリーには、副作用の恐れなく安全に血圧を下げる効果があることが明らかになりました。(参考元1)
参考元1:ローヤルゼリーペプチドの高血圧改善作用 | ローヤルゼリーの委託研究 | (社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会