ローヤルゼリーを摂りやすくする方法
甘味料を加えたり飲み物に混ぜてローヤルゼリーをおいしく摂る
ローヤルゼリーには特有のクセがあります。舌にピリリと伝わるような強い酸味、鼻にツンとくるような強い発酵臭が特徴です。
特に生ローヤルゼリー(※1)は、水分が多く含まれ味や匂いが調整されていないため、人によっては苦手に感じてしまいます。
どんなに高い効果が期待できても、味や匂いに馴染めずに摂るのを止めてしまっては意味がありません。
そこで試したいのが甘味料を加えたり、飲み物や食べ物に混ぜて、酸味と発酵臭をやわらげる方法です。ローヤルゼリーは乳製品や甘い飲み物と相性が良いので、自分好みの組み合わせを探してみましょう。
(※1)巣から採取した直後の鮮度を保ち、5℃以下で冷蔵または冷凍保存したローヤルゼリー。
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ローヤルゼリーを摂りやすくする方法
はちみつを加える
はちみつを加えることでローヤルゼリーの酸味がマイルドになり食べやすくなります。同じミツバチ食品であるローヤルゼリーとはちみつは相性抜群です。
はちみつの主成分は糖質ですが、ローヤルゼリーと同様にアミノ酸、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれています。
さらにローヤルゼリーには含まれていないビタミンCやポリフェノールを摂ることができます。疲労回復や美肌効果が期待でき、男性にも女性にもお勧めです。
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ヨーグルトに加える
ヨーグルトのさわやかな酸味と風味が、ローヤルゼリーのきつい発酵臭をやわらげてくれます。とろりとしたローヤルゼリーはヨーグルトによく馴染みます。
ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれていて、腸内環境を改善してお腹の調子を整えてくれます。一方のローヤルゼリーには腸内のビフィズス菌を増やすグルコン酸が豊富に含まれています。
この二つの食品を組み合わせることで相乗効果が期待できます。酸味が気になる方は、お好みで砂糖やはちみつを加えて味を調整しましょう。
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ジュースに混ぜる
好きなフルーツジュースに混ぜることでローヤルゼリーの酸味と発酵臭がやわらぎます。特にレモンやオレンジなどの柑橘類と相性が良く、さわやかな酸味がローヤルゼリーの酸味を隠してくれます。
またローヤルゼリーに含まれていないビタミンCを摂ることができ、健康や美容への効果をさらに高めてくれます。
牛乳に混ぜる
ローヤルゼリーは乳製品との相性が良く、牛乳に混ぜると味がマイルドになります。きつい発酵臭もあまり感じません。
牛乳には骨を形成するカルシウムが豊富に含まれています。ローヤルゼリーにも骨の形成を促すアミノ酸やたんぱく質が豊富に含まれています。「骨粗しょう症」を予防したい方にお勧めの組み合わせです。
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乳酸菌飲料に混ぜる
ヨーグルトはちょっと苦手という方は、乳酸菌飲料に混ぜると良いでしょう。ヨーグルトよりも甘味が強いため、ローヤルゼリーのきつい酸味を感じずに摂ることができます。
ゼリーに混ぜる
粒剤や粉末のローヤルゼリーをもっと摂りやすくしたい方には、市販の服薬用ゼリーに混ぜる方法がお勧めです。味や臭いを全く感じずに摂ることができ、ツルンとしたのどごしでスムーズに飲み込むことができます。
ローヤルゼリーを摂る際の注意点
熱を加えない
ローヤルゼリーには熱に弱いという欠点があります。熱を加えるとローヤルゼリーの主成分であるたんぱく質が分解されてしまいます。
せっかく採れたての鮮度を保った生ローヤルゼリーを摂るのですから、熱による劣化は避けたいところです。熱い飲み物や食べ物に混ぜないようにしてください。
お茶やコーヒーに混ぜない
ローヤルゼリーは好みの飲み物に混ぜて摂ることができます。ただしお茶やコーヒーに混ぜるのは避けましょう。
お茶やコーヒーにはタンニンという渋み成分が多く含まれています。このタンニンにはローヤルゼリーに含まれる鉄の吸収を妨げる作用があります。
冷凍しない
暑い夏場に生ローヤルゼリーをシャーベット状に凍らせて食べる方がいます。しかし、生ローヤルゼリーを家庭で冷凍すると成分が破壊される恐れがあります。
冷凍された状態で市販されている生ローヤルゼリーもありますが、成分が破壊されない方法で冷凍しています。家庭では難しいため凍らせずに食べましょう。
金属スプーンを使わない
生ローヤルゼリーに甘味料を加えたり、乳製品やジュースと混ぜる際は、金属スプーンの使用を避けましょう。生ローヤルゼリーは金属との相性が悪く、金属に触れると劣化してしまいます。