ローヤルゼリーの美肌効果

若々しく潤いに満ちた肌を保つローヤルゼリー

ローヤルゼリーには優れた美肌効果が期待されています。経口摂取しても肌へ塗っても効果を実感することができます。
肌の最も外側には角質層があり、外気による乾燥から守るために多くの水分が蓄えられています。ローヤルゼリーを摂ると角質(※1)の水分量が増えることが分かっています。
さらにローヤルゼリーによって「線維芽細胞」が活性化されることで、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成が促されます。ヒアルロン酸とコラーゲンは肌のハリと弾力を保つために不可欠な成分です。
ほかにもローヤルゼリーには肌細胞の新陳代謝を促す類パロチンや、美肌に欠かせないビタミンB群が豊富に含まれています。
ローヤルゼリーによって肌の保湿力が高まり、肌細胞が元気になり新陳代謝が促されることで、若々しく美しい肌を保てるようになります。

(※1)角質層の主成分でケラチンとも呼ばれる。たんぱく質で構成されている。

肌の保湿力を高めるローヤルゼリー

角質層に蓄えられた水分が肌を守っている

皮膚は外側から順に表皮、真皮、皮下組織によって構成されています。このうち表皮の一番外側にあるのが角質層で、外的刺激から肌を守るバリアの役目を果たしています。
角質層のバリア機能によって外気による乾燥から肌を守っているのです。バリア機能を維持するためには、十分な水分が蓄えられている必要があります。水分を失った角質は硬くもろくなり、少しの刺激で破壊されてしまうからです。

ローヤルゼリーが角質の水分量を増やす

ローヤルゼリーにはアミノ酸やビタミンB群など肌の保湿力と関係する成分が豊富に含まれています。ローヤルゼリーを経口摂取または化粧品などを肌に塗ることで、角質の水分量を増やす効果が期待されています。
そこで頬の角質水分量が不足している成人女性の協力を得て、ローヤルゼリーを継続的に摂ってもらいました。
その結果から、ローヤルゼリーを8週間以上継続的に摂ることで、肌の保湿力を高めて肌状態が改善することが分かりました。

【ローヤルゼリーの効果を示す試験結果】

頬の角質水分量が基準値以下の成人女性40名を対象に、ローヤルゼリーを3600mg摂るグループと7200mg摂るグループに分けて、それぞれ12週間摂ってもらいました。
飲用前と飲用開始から4週間ごとに、肌の状態を機器測定によって評価し、アンケート調査に回答してもらいました。
その結果、ローヤルゼリーを7200mg摂ったグループでは、角質水分量が飲用前よりも37%増加することが確認されました。またどちらのグループでも、目尻の小じわが改善することが確認されました。
アンケート調査では、どちらのグループでも肌のたるみやくすみが飲用前より改善している実感があることが分かりました。(参考元1)

ヒアルロン酸とコラーゲンの生成を促す

肌のハリと弾力を支えるヒアルロン酸とコラーゲン

真皮層にはヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分が蓄えられています。肌のハリと弾力はこれらの成分によって支えられています。
ところがヒアルロン酸とコラーゲンは加齢によって減少し、40代以降になると減少幅が大きくなります。ヒアルロン酸とコラーゲンが不足すると、肌が水分を保持する力が弱くなってしまいます。
それによって角質層のバリア機能が低下して、ハリと弾力が失われて、カサつきやシワが目立つようになります。

線維芽細胞を活性化するローヤルゼリー

ヒアルロン酸とコラーゲンは真皮層の線維芽細胞が作り出しています。ローヤルゼリーにはアミノ酸やビタミンB2など線維芽細胞に必要な栄養素がたっぷり含まれています。
線維芽細胞が活性化されることで、ヒアルロン酸とコラーゲンの生成が促され、肌の保湿力を高める効果が期待できます。

ヒトの線維芽細胞にローヤルゼリーエキスを添加する実験では、ヒアルロン酸とコラーゲンの量が有意に増加することが確認されています。(参考元2)

美肌効果があるローヤルゼリーの成分

肌細胞の新陳代謝を促す類パロチン

シミやシワの増加は、パロチンという物質の減少が原因の一つと考えられています。パロチンには細胞分裂を促すことで、新陳代謝を促す働きがあります。
このパロチンとよく似た働きをする物質が「若返りホルモン」とも呼ばれる類パロチンです。

ローヤルゼリーにはこの類パロチンが豊富に含まれています。類パロチンが肌細胞に届けられると、細胞分裂が活発になり新しい細胞が生まれる環境が整えられます。
それによって新陳代謝が促されて、古い細胞と新しい細胞がスムーズに入れ替わることで、若々しく美しい肌を保てるようになります。

美肌へと導くビタミンB群

ローヤルゼリーには肌に良いビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB2は「美容ビタミン」とも呼ばれていて、細胞のエネルギー源となるアミノ酸や脂肪酸の代謝を促して、若々しい肌を保ちます。
ビタミンB6は肌の状態をコントロールする働きがあります。パントテン酸は三大栄養素である炭水化物、糖質、たんぱく質の代謝に必要なビタミンで、エネルギー産生を促すことで肌細胞を活性化してくれます。
ほかにもコラーゲンの材料を作り出しているビタミンCの働きを助けてくれます。さらに美肌に欠かせないホルモンの合成にも関係しています。

参考元1:ローヤルゼリー飲用による美肌効果をヒト試験にて実証 - みつばち健康科学
参考元2:「健やかに」2013年4月号 肌と髪 ローヤルゼリーで内側と外側から「肌を潤す」