ローヤルゼリーはいつ摂ったら良いか
ローヤルゼリーは空腹時に摂取すると良い
栄養の宝庫であるローヤルゼリーは、健康維持や生活習慣病予防に有効です。そこで気になるのが摂るタイミングです。ローヤルゼリーは医薬品ではないため、摂取時間は特に決まっていません。
とはいえいつ摂っても同じ効果が期待できるとは限りません。より早く効果を実感したい方は空腹時の摂取がお勧めです。空腹時は胃が空の状態にあるため、素早く小腸に到達して成分が吸収されます。1日に摂取する量を3回程度に分けて、朝昼夕の食事前に摂ると良いでしょう。
ローヤルゼリーを摂取するタイミング
ローヤルゼリーの摂取時間は決まっていない
ローヤルゼリーの摂取時間に決まりはありません。健康食品には医薬品のように用法が明記されていないからです。自分の都合に合った時間に摂ることができます。
「何時に摂る」と決める必要もなく、その日によって摂取時間を変えても問題ありません。ただし飲み忘れには注意してください。
成分が早く吸収される空腹時に摂るのがお勧め
ローヤルゼリーの効果をより早く実感したい方は、胃が空の状態にある空腹時の摂取がお勧めです。食後にローヤルゼリーを摂ると、胃が食べ物で満たされているために小腸に到達するまでに多くの時間がかかってしまいます。
胃が空の状態であれば短時間で小腸に到達することができ、素早く成分が吸収されます。1日分を3回程度に分けて朝昼夕の食事前に摂ると良いでしょう。
もちろん必ず食事前に摂らなければいけないということではなく、忙しい方は自分の都合に合った時間に摂って構いません。
胃腸が敏感な方は空腹時の摂取を避ける
体質的に胃腸が敏感な方は、ローヤルゼリーによって胃腸が刺激される恐れがあります。空腹時の摂取は避けたほうが無難です。
ローヤルゼリーは安全性の高さが認められていますが、体質によっては副作用が引き起こされることがあります。胃腸が空のときは負担がかかりやすいため注意しましょう。胃腸に負担がかからない消化の良い食品と一緒に摂るなど工夫してください。
生ローヤルゼリーは食後に摂る
ローヤルゼリーは空腹時に摂ったほうが効果を早く実感できますが、生ローヤルゼリー(※1)は別です。もともとのローヤルゼリーには胃酸に弱いという欠点があります。
そこで多くの場合は粒剤やカプセルに加工することで胃酸から守っています。例えば粒剤は表面を耐酸糖衣でコーティングすることで、胃で溶けずに小腸に到達したタイミングで溶けるように調整しています。
ところが生ローヤルゼリーは胃酸から守る加工を施していないため、経口摂取すると成分の多くが胃酸で破壊されてしまいます。
そのため胃酸の分泌が活発な空腹時の摂取を避ける必要があります。胃が食べ物で満たされると胃酸が薄まるため、食後に摂ると良いでしょう。
(※1)不純物を取り除くろ過以外の加工を行わず、鮮度を保ったまま素早く5℃以下で冷蔵または冷凍したローヤルゼリー。
関連記事:生ローヤルゼリーの特徴
運動やスポーツをする方は運動前に摂ると良い
ローヤルゼリーには体内でエネルギー源として利用されるアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸から生成されたエネルギーが全身の細胞に供給されることで、肉体疲労の回復が促されます。
運動やスポーツの前にローヤルゼリーを摂ると良いでしょう。疲労回復が促されることで疲れが溜まりにくくなり、運動のパフォーマンス向上にも繋がります。
関連記事:ローヤルゼリーの疲労回復効果
美容効果を期待するなら夜に摂る
美容効果を期待するなら夜に摂ると良いでしょう。ローヤルゼリーには細胞を作るたんぱく質、細胞の新陳代謝を促すアミノ酸、エネルギー産生効率を高めるビタミンB群が豊富に含まれています。
これらの栄養素が最も活発に働くのは寝ている時間です。私たちの体は睡眠中に作られると言っても過言ではありません。
寝ている間にビタミンが吸収され、たんぱく質によって細胞の生成や修復が行われます。ローヤルゼリーを夜摂ることで新陳代謝を促す効果が期待できます。
ただし寝る直前に摂ると胃の働きが活発になり安眠の妨げになります。ローヤルゼリーは就寝3時間前までに摂りましょう。
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続けることが大切
ローヤルゼリーをベストなタイミングで摂取しても、短期間で摂るのを止めてしまうと十分な効果は期待できません。健康食品であるローヤルゼリーは効き目が穏やかで即効性がないからです。
効果を実感するためにはとにかく毎日摂り続ける必要があります。「このタイミングで摂らなければ」と意識するよりも、無理なく続けることが大切です。摂り忘れを防ぐためにも自分に合ったタイミングで摂りましょう。